トピックス

第36回航空安全シンポジウム ご講演概要

講演-1「航空整備士等の人材確保・活用に向けた取組」
国土交通省 航空局 安全部 安全政策課 乗員政策室 室長 湊 孝一 様

今後の航空需要の増大等を見据え、航空整備士等の人材確保は重要な課題です。そのため、航空局では有識者による検討会を開催するなど、必要な方策の検討を進めているところです。検討会の様子をはじめ、最近の取組の状況等について、ご紹介させて頂きます。

講演-22. 「羽田空港における滑走路異物監視システムの評価状況」
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 電子航法研究所
監視通信領域 上席研究員  二ッ森 俊一 様

滑走路異物(Foreign object debris、FOD)監視システムは、FODを自動的に探知し、空港運用者に情報を提供するシステムであり、空港運用に係る安全性向上のために導入が検討されています。FOD監視システムは、FODに起因する事故を未然に防ぐだけではなく、滑走路を閉鎖して実施する滑走路点検の時間短縮を図ることが期待されます。羽田空港に設定しているFOD監視システム評価装置を用いた研究開発状況をご紹介いたします。

講演-3「航空安全への革新:AHM によるリアルタイム予知整備の可能性」
全日本空輸株式会社 整備センター 機体事業室 機体技術部 
フリート運用技術チーム  金井 彩 様

航空機整備では新たな整備方式の展開が始まっており、その中でもAHM(Airplane Health Management)が注目されています。AHMは航空機の状態を地上で把握し、データを活用して効率的な整備を行うことを目指しています。これにより、上空で起きている事象を迅速に把握し、適切な対応を行うことができます。また、飛行時間や飛行先に合わせた個別の整備を行うことで、航空機の信頼性を高め、安全な航空環境を実現することが期待されています。ANAでの状況についてご紹介致します。